旦那さんは前にも書きましたが金沢弁でしゃべります

しかし自分ではあまり認識していない

高校卒業後、輪島漆芸技術研修所に入るまで
自分は標準語で話していると思っていたらしい

この研修所には全国から研修生が集まってくる
私たちのときは北は岩手県、南は福岡県の人がいた

そこで金沢弁が通じなくて初めて気づいたらしい

地元の人にもおかしいと言われるほどの特徴のある
イントネーションを使うのでよくふざけて真似をされていた

私が思うに旦那さんの話し方は他の人の金沢弁ともちょっと違うみたい

私の実家（埼玉）でも両親や兄弟と話をする時もいまだに
私の通訳がないと通じないことが良くある

それなのに｢なんでぃやぁー、なんでつうじんげんてぇー｣
｢どこがなまっとるっちゅうげんてー｣といつも言っている

そんな旦那さんを見て｢それがなまってるんだよ｣といつも心の中で思っている
我が娘たちも教えてもいないのに金沢弁です

私が金沢弁で特にわからなかった言葉は
｢しんなならんと思わんけ？｣　（訳：しなくちゃいけないと思いませんか？）
私にしたら否定語がいっぱいでしなきゃいけないのかしたらいけないのか分からない
最近よく聞く｢なくなくなぁーい｣とよくにている
どっちだーと思う

大分慣れましたが、今だに｢ナンだって｣と思う時があります

－本日のうるしっこ－
金沢城主前田家の家紋(梅鉢）にちなんで梅の蒔絵のアクセサリーです