先日紹介しましたが
上の娘の部屋がほぼ完成し、興奮気味の娘達
下の娘まで学校から帰ってくるなり、この部屋にこもりっぱなし
姉妹仲良く、下の娘の部屋が出来るまで2人部屋として使い
寝泊りもする様子です

さて、この部屋は床、柱、長押、廻縁、敷居や鴨井と
無垢の杉材がふんだんに使われていますが
この杉材を弁柄で染めた後に拭き漆で仕上げました

まず、焼酎に黒弁柄と赤弁柄を混ぜ合わせ茶色の色を作ります
左：いろいろと割合を変えて色見本を作ります
右：好みの色が決まったらバケツで合わせます
6畳間を塗るのに焼酎約１リットル使います

本当は柿渋をベースにすればよいのですが匂いが・・・
以前柿渋を使ったときブーイングが起こり、ましてや今回は
床も塗るということで面積が多いのでどれだけの匂いになるか心配
しかし、この焼酎ベースなら匂いはほとんど無し
この焼酎＋弁柄塗料で、杉材部分を全て塗り、拭き取ります
この塗料は人体に無害なので子供部屋にはぴったり

乾燥後、拭き漆をします
私もお手伝いをしたのですが、柱や天井の廻縁を塗った時に
漆が顔にかかったのか、数日漆かぶれと格闘することに・・・
旦那さんは素手で真っ黒な手をしていましたが全然平気
漆も、もちろん人体に無害なので子供部屋にはぴったり

杉の木目がきれいに浮かび上がりました