先日、毎年恒例の壱木呂の会の 「クロメ会」に今年は私が参加してきました
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今年は注文しておいた日本産奥久慈漆、盛辺一キロをクロメてきました一通りの工程はわかっているつもりでしたが
やはり実際に経験してみると知らないことやコツなどが
よくわかって、とても勉強になりました


漆掻き体験にも参加し、大事な大事な漆の木を実際に掻かせて頂きました


成長をよくするために3.5ｍ間隔に均等に植えれ
草刈りも丁寧にされていて
整然と並ぶ黒い縞模様の漆の木々が
とても美しく感動してしまいました


また今年は縄文人の漆採取を再現した体験も行いました

縄文人はすでに漆を栽培管理し「黒曜石」を使って採取していたことも
遺跡より確認がされているそうです
そのことについての私の素朴な疑問を研究をされている方々が
すべて、答えてくれるという贅沢な時間も頂きました


漆に携わって20数年たちますが
またまだ漆の知らない面を知る事が出来
改めて漆の奥深さを感じました
またそれぞれ漆との関わり方は違えど
とにかく漆大好きの皆さんとたくさんお話が出来たことも
何よりで、いい刺激となったとても濃い～2日間でした

精製した漆を使うのが楽しみです