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漆職人 定池家の日常を口ベタな旦那さんにかわり、やんわりと紹介します。 (漆職人夏子)


by 漆職人夏子

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印鑑ケースのお仕事 蒔絵編2 完成 2021.05.18

鶴亀と岩は炭粉上げという技法の高蒔絵で仕上げます。  
印鑑ケースのお仕事 蒔絵編2 完成 2021.05.18_c0213599_21400838.jpg

印鑑ケースのお仕事 蒔絵編2 完成 2021.05.18_c0213599_21404807.jpg
図案の線で書かれているところ以外を弁柄漆で塗り(描割という)炭粉を蒔きます。

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乾燥後、弁柄漆で炭粉の上を塗り、乾燥後今度は白漆でもう一度炭粉の上を塗ります
(白漆を使うのは見えやすいからです。)

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乾燥後、駿河炭で研ぎ炭粉上げの高さと塗り肌を整えます。


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印鑑ケースのお仕事 蒔絵編2 完成 2021.05.18_c0213599_21513559.jpg
炭粉上げ部分に弁柄漆を塗り金粉を蒔きます。

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乾燥後、漆を塗り込みます。

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棒状にした駿河炭で黒の漆部分を傷つけないように金紛を研ぎ出します。


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印鑑ケースのお仕事 蒔絵編2 完成 2021.05.18_c0213599_23430164.jpg
印鑑ケースのお仕事 蒔絵編2 完成 2021.05.18_c0213599_21574768.jpg
砥石粉と油を指につけ磨き上げます。


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上絵を描きます。


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金粉を蒔き、乾燥後漆で粉を固めます。


印鑑ケースのお仕事 蒔絵編2 完成 2021.05.18_c0213599_22015599.jpg
磨き上げて完成です。



印鑑ケースのお仕事 蒔絵編2 完成 2021.05.18_c0213599_22030883.jpg

印鑑ケースのお仕事 蒔絵編2 完成 2021.05.18_c0213599_22032986.jpg
中の布も外見と合う色味を選びました。


オーダーメイドはお客様とのやり取りによりお好きな雰囲気をくみ取り決めるのですが、気に入って頂けるかどうかは完成後にお客様が見ていただけるまで分からないので、こちらも手探りな状態です。
反対にお客様も、どんなふうに伝わっているか、どんな品物が仕上がってくるか不安があると思います。
そんなことにも関わらず我が家をお選びいただい事に本当に感謝しており、頼んで良かったと思ってもらえるように取り組んでいます。

このご縁に感謝いたします。






# by urushisada | 2021-05-18 00:43 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

印鑑ケースのお仕事 蒔絵編その1  2021.05.17

塗りの工程の次は蒔絵の工程です。
今回は「鶴亀蒔絵」のご依頼で、まずは流水の研ぎ出し蒔絵の部分です。
印鑑ケースのお仕事 蒔絵編その1  2021.05.17_c0213599_21150656.jpg


印鑑ケースのお仕事 蒔絵編その1  2021.05.17_c0213599_21192112.jpg



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流水の一辺づつを漆を塗っては金粉を蒔いていきます。
金粉を毛棒で蒔きぼかす「はっかけ」という技法です。


印鑑ケースのお仕事 蒔絵編その1  2021.05.17_c0213599_21261733.jpg


印鑑ケースのお仕事 蒔絵編その1  2021.05.17_c0213599_21235071.jpg


印鑑ケースのお仕事 蒔絵編その1  2021.05.17_c0213599_21273123.jpg
側面の霞などには金梨地紛を蒔き乾燥後、透き漆で全体を塗り込みます。



印鑑ケースのお仕事 蒔絵編その1  2021.05.17_c0213599_21301378.jpg
乾燥後、駿河炭で全体を研ぎ、金粉を研ぎ出します。
研ぎすぎると金粉が無くなる(研ぎ破り)ので気を使う作業です。


印鑑ケースのお仕事 蒔絵編その1  2021.05.17_c0213599_21352566.jpg
亀が乗る岩に金粉を蒔きます。
乾燥させ漆を塗り込み研いで仕上げます。

ここまでで研ぎ出し部分と岩の研ぎ出し部分の工程が終わりました。
次回は鶴亀の蒔絵工程をご紹介いたします。


# by urushisada | 2021-05-17 23:14 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

印鑑ケースのお仕事 2021.05.15

オーダーメイドで印鑑ケースのご依頼を受けました。
今回の印鑑ケースは蝶番を使って蓋を開けるタイプのもので
140mm×130mm×30mm位の大きさなので完成すると迫力のあるものになりそうです。
印鑑ケースのお仕事 2021.05.15_c0213599_22410599.jpg


印鑑ケースのお仕事 2021.05.15_c0213599_23021586.jpg
木地の素材は木曽桧です。

木地から蒔絵まで一貫して制作させて頂きますので細かいサイズのご要望にお受けできます。


印鑑ケースのお仕事 2021.05.15_c0213599_23300474.jpg




印鑑ケースのお仕事 2021.05.15_c0213599_23305375.jpg




印鑑ケースのお仕事 2021.05.15_c0213599_23323093.jpg
布着せをしてから地の粉下地、錆下地の下地付けを計四回行いました。
下地を付けた後は毎回砥石で地研ぎをしますが、最終の地研ぎは水研ぎです。
蓋と身を合わせたときにずれないように、蓋と身を合わせて下地を付けたり研いだりします。



印鑑ケースのお仕事 2021.05.15_c0213599_23343630.jpg


印鑑ケースのお仕事 2021.05.15_c0213599_23593602.jpg
黒漆を刷毛で塗り乾燥後、駿河炭で研ぎます。
この中塗りを三回繰り返します。
この駿河炭での水研ぎで丁塗り面の凹凸を研ぎ落さないと次の蒔絵の工程に影響が出るので丁寧に仕上げます。

これで塗りの工程はおしまいです。
次回は「鶴亀」の蒔絵を紹介いたします。


# by urushisada | 2021-05-16 22:12 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

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