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漆職人 定池家の日常を口ベタな旦那さんにかわり、やんわりと紹介します。 (漆職人夏子)


by 漆職人夏子

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タグ:塗り ( 49 ) タグの人気記事

指揮者、田中祐子さんの指揮棒ケース 2018.12.06

今回、ご縁がありオーケストラ・アンサンブル金沢の
指揮者である田中祐子さんから
指揮棒ケースに蒔絵を描くご依頼を承りました。

田中祐子さんは、東京音楽大学指揮者卒業後
東京藝術大学大学院指揮者修士課程を首席で修了され
これまで数多くの交響楽団と共演され
海外でも活躍されている指揮者さんです。

●田中祐子さんの公式ウェブサイト


ご依頼の指揮棒ケース

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木地に布を着せて、下地を施してから塗りに入りました。

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ご希望は朱色ベースに白いユリの蒔絵で、これから蒔絵に入ります。

田中祐子さんが実際に指揮を振ったコンサートを拝見させて頂いたとき
とても、パワフルで華やかな印象でしたので
指揮棒ケースを「華やかさ」と「品の良さ」の
印象を大切に制作したいと思います。



by urushisada | 2018-12-06 19:08 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

仕事納め 2017.12.31

今年は卓の修理を納めて仕事納めとなりました
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永年ご使用だった、卓は新品のようになり
お客様に大変喜んで頂きました


今年は初めて取り組む仕事なども多く、良き出会いの多い一年でした
来年も身を引き締めて精進したいと思います

良いお年をお迎え下さいませ
 



by urushisada | 2017-12-31 17:06 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

仏壇のすす洗い・修繕のお仕事 その4 2017.08.24

修繕の仕事も終盤になり今日から組み立ての作業に入りました

今回は少し戻って上塗りの工程をご紹介をいたします
中塗り乾燥後、駿河炭で平らに砥いだ後に上塗りの行程に入ります


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仏壇の部品はたくさんあり
それに加えて多面ある品物は1面ずつ塗るので
上塗りには時間がかかります
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今年の夏は雨の日も多く
漆の乾燥具合を調節するのが難しかったです


前回のブログ


by urushisada | 2017-08-24 22:48 | 仏壇・仏具の仕事 | Comments(0)

乾漆ぐい呑 2017.07.22

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乾漆のぐい呑の内側に箔を置いています


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乾燥後内側の上塗りです

湿度が70パーセントを軽く超える梅雨のこの時期
上塗りは大変気を使います
漆は湿度が高いと乾燥が早すぎてちぢんでしまうので
冷房や除湿をかけて湿度を下げたり
乾燥の遅い漆を混ぜて乾きを調整し工夫をして
必ず「つけ」という試し塗りをして乾燥具合を確認しますが
次の日の乾き具合を見るまで心配です


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きれいに仕上がり、納品まで更に乾燥させます




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今日は久しぶりに木工小屋に行き草むしりをしてきました
大家さんからたくさんのお野菜を頂きました
ありがとうございます110.png


by urushisada | 2017-07-22 22:54 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

仏壇のすす洗い・修繕のお仕事 その3 2017.07.02

今年も早七月に入りました
三月にすす洗いを行った仏壇は、二ヶ月ほど乾燥させ
修繕の工程に入っております

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まず金具の釘穴を全て木釘で埋めます

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その後、漆に木粉を混ぜ合わせたコクソ漆や
漆と砥の粉を混ぜ合わしたサビ漆で
木釘部分や、その他の凹み部分を埋めます

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次に、塗り直す部材を炭で研ぎます
今回は宮殿と蒔絵が描いてあるところ以外はほとんど塗り直しますので
炭研ぎにはかなり時間がかかりました
この炭研ぎには、漆研ぎ用の駿河炭という炭を使います
耐水ペーパーなどで研げば速いのですがまっ平らには研げません

炭研ぎについて詳しくは↓


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次は炭研ぎした部分を、黒漆で中塗りを行います

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そして中塗りした部分をまた炭研ぎをしていきます
部材によってまだ平らにならないものは中塗り炭研ぎを繰り返します

旦那さんと私は急ぎの仕事に掛かっていたため
これまでの修繕の工程はほどんどお父さんに任せっきりでした
炭研ぎは地味ですが大変でとても重要な仕事です
本当にお疲れさまでした

今後は上塗り、金箔の押し直しの工程に入っていきます







by urushisada | 2017-07-02 02:24 | 仏壇・仏具の仕事 | Comments(0)

今日のお仕事 2017.03.09

今日のお仕事は

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仏壇の柱に麟鳳亀龍(りんぽうきりゅう)の龍を
錆上げしています(錆上げの以前のブログはコチラ


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乾漆のぐい呑みの布はり
なるべく麻布の合わせ目が分からないように張り合わせます
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小鼓の表
縫い目の穴を埋めたあと漆描いていきます
(小鼓の以前のブログはコチラ

この他にも旦那さん、お父さん、私の3人それぞれが
色々な品物を手掛けているので
また今日のお仕事として少しずつご紹介していこうと思います







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昨日の金沢です
朝起きると真冬のような景色になっていました005.gif




by urushisada | 2017-03-09 22:02 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

「お食い初め」子ども用飯椀・汁椀 2017.02.15

我が家には子ども用の飯椀と汁椀があります

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今回はお子さんの100日のお祝い「お食い初め」用にと
ご注文頂きました

お箸には金文字でお名前を入れました



我が家のオリジナルの飯椀と汁椀は
引き物師さんのところにお邪魔して
お椀の製図をもとにその場で引いてもらい
実物を見ながら、好みに微調整していただいたものです

とても気に入っていて娘たちも小さいころから使っています

小さいころから漆の器でご飯やお汁を食べていると
作り手の、使い手に対する気遣いや温かみなどの
漆器の良さを自然に体感できると思います

お子さんがお使いいただく以外にも
小食の方にもご好評頂いております









by urushisada | 2017-02-16 07:36 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

仏教行事に使う器の修理 その3 2016.11.26

以前からご紹介していた仏器の修理が完了いたしました
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割れ欠け部分をコクソ漆で修復し、布着せ、下地3回、塗り4回を重ねました



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内側は朱色、外側は黒色にと塗り分けしてあります

片口のひとつに刳りものがあり
(刀や鑿 (のみ) などを用い、木片をくりぬいて作った器具)
重さに苦戦しました
上塗りは、漆が垂れないよう回転を掛けながら乾かすため
回転時に重さで外れてしまわないかとひやひやしました


今日お客様に無事納品することが出来ました
大変気に入って頂いたご様子でうれしかったです


(以前のブログ 仏教行事に使う器の修理 その2はこちら)
 

by urushisada | 2016-11-26 01:56 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

朱色の卓 2016.11.03

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朱卓の塗り直しのご依頼がありました
長年ご使用の卓で、コップの跡などが付いてツヤもあせていました

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まずは足を取り外して、別々に作業ができるようにします


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中塗り、研ぎを3回繰り返します

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上塗りです
面積が広いので塗り厚がむらにないように気を付けて仕上げていきます


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とても素敵なお客様の座敷で漆の朱卓がはえていました

漆の品物は塗りなおすと新品同様によみがえります
奥様のお嫁入りのお道具だったそうなので、思い出も残せて
この先まだまだ何十年もお使いいただけると思います





by urushisada | 2016-11-03 23:04 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

彫刻の板に金箔押しのお仕事 その1 2016.08.29


ケヤキの大きい板に金箔を押すお仕事をいたしました
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箔を押すのは文字部分です
ケヤキは道管が大きいので、
穴がしっかり埋まるようにサビ漆で下地をしてから
塗っては研ぎを数回、繰り返します
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道管をしっかり埋めてから上塗りをします

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これで、箔を押す下準備が終わりました

次回は箔を押していきます



by urushisada | 2016-08-29 23:01 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

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