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漆職人 定池家の日常を口ベタな旦那さんにかわり、やんわりと紹介します。 (漆職人夏子)


by 漆職人夏子

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友、遠方よりきたる 2018.10.19

先月、世界的に活躍されているニューヨーク在住のアートデレクター
浅田克治さんが木工小屋に遊びに来てくれました
日本には一ヶ月ほどお仕事で来日されていて
金沢には旦那さんに会うためだけに足を運んでくれました

初めてお会いしてから7年
四季折々にメールのやり取りをしたり
「定池さんのぐい呑みで飲んでたら電話しちゃいました」
とお電話いただいたり
遠方にもかかわらず日本に来られた時は
度々時間を空けて会いに来てくれます

旦那さんとは年齢は離れていますが
お互いの仕事に対する考え方や生き方に共感し
友人としてお付き合いさせていただいています

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小屋では、たき火コーヒーでおもてなし
今回も色々な話題で話が弾み、とても楽しい時間が流れました
そして「金沢に来たら、ここに宿泊でもいい。最高!!」と
木工小屋や雰囲気をとても気に入ってもらえました
次回は増築が完成した木工小屋にぜひ遊びに来ていただきたいと思います

今回も浅田さんはご自宅のキャッツキル(ニューヨーク)に
遊びに来てと熱心に誘ってくれましたが、
飛行機が大の苦手な旦那さんはまたしても重い腰が上がりませんでした
キャッツキルに行ってみたい気持ちはあるので
「船にハイエース乗せて行くか」と無茶振りを言っていました












by urushisada | 2018-10-19 00:06 | 我が家のこと | Comments(0)

黒田辰秋展 2017.10.12

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木工芸で最初に人間国宝に認定された「黒田辰秋」の展示会が
美術館「えき」KYOTOで行われていたので
先日、知人と見に行ってきました。

木地から加飾まで、一貫制作している方で
同じく一貫制作している旦那さんに、とても共感するところがあり
以前から、実物をみてみたいと思っていました
箱物の蓋が開いているのが、2点しかなかったのが残念でしたが
お弁当箱から菓子器、棗、家具、乾漆など
たくさんの種類のものがあり、どれも迫力のある品物ばかりで京都まで見に行ったかいがありました113.png

黒田辰秋さんの言葉がとても好きです
 「最も美しい線は削り進んでゆく間に一度しか訪れない
  削り足りなくても駄目、削りすぎても駄目」
どの作り手にも当てはまるような確信を突いた言葉のような気がします

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もう一つのお目当て、清水三年坂美術館「矢立と煙草入」
小さい美術館ながらたくさんの品物が展示されていて
とても見ごたえがあり時間を忘れるほどでした
昔の品物の手の掛けようと、遊びごころは大変勉強になります


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美術館が開くまで、西本願寺、東本願寺を散策などもして
抜けるような快晴で夏のような暑さの中、京都の町を歩きやバスを使って満喫してきました









by urushisada | 2017-10-12 00:03 | 展覧会 | Comments(0)

写謡の会  2016.05.01

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今日は、お能の謡を写経のように写す
「写謡の会」に参加してきました

今回の講師は、能楽師シテ方宝生流の髙橋憲正さん
演目は 吉野静と國栖

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解説、謡本の書写
そして、実際に謡を間近で聞かせて頂きました
受講者がたくさんいて
金沢のお能に対する関心の高さに驚きました


お能は工芸との関わりが深く
お道具、衣装、演目の題材など参考になるものばかりで
とても勉強になります


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そして、写謡に一緒に行った加賀繍の職人さんからの
ご注文バレッタが完成したので、お渡ししました
我が家の品物を参考にご自分でデザイン
最初は螺鈿のみの加飾だったのですが
一度仕上がって見てから
「真ん中に半球体の銀を入れてほしい」と追加
一点加えただけで場を締めました
さすが、作り手034.gif





by urushisada | 2016-05-01 22:52 | 我が家のこと | Comments(0)

仏像に金箔を押すお仕事 2015.11.20

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今年は我が家のあたりの紅葉もとても綺麗に色づいています
少し前になりますが、仏師さんより仏像に金箔を押す依頼がありました


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残念ながらお顔など細部はお見せできませんが
仏師さんが丁寧に仕上げられた木曽檜の仏像です

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きれいな白木の仏像に漆を塗るのはためらいますが
意を決して生漆を塗り木地固めを行っていきます

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細かな彫を活かすために下地はせず漆を塗り重ねていきます
生漆を3回、肉もちの良い漆を1回、黒漆で中塗り
黒箔下漆で上塗りと計6回塗り重ねます

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摺り漆をして、彫の中まで金箔が入るようにしっかりと押していきます

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仏像のお顔や肌の部分は金粉で仕上げ完成です


光背の細かい彫の部分の塗りや研ぎ、箔押しには
苦労しとても時間がかかりました    


魂を込め彫られた仏像の仕上がりを左右する貴重なお仕事を
我が家にお任せ頂き大変感謝しております040.gif


by urushisada | 2015-11-20 20:38 | 仏壇・仏具の仕事 | Comments(1)

「富士山」弾丸ツアー 2015.011.07

先日、娘達の振り替え休日を利用して、急きょ山梨に行ってきました
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娘達を富士急ハイランドに置いて
旦那さんと私は2年前に修復に携わらせて頂いた
北口本宮冨士浅間神社「冨士山大鳥居」の神額(以前のブログはコチラ
を見に行ってきました

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鳥居に取り付けられた状態を見るのは初めてで
我が家のガレージいっぱいの大きな神額が約18m上空では
小さく見えましたが、金箔が神々しくとても存在感がありました

2年間雨ざらしで、金箔の部分がとても心配でしたが
きれいな状態で、安心いたしました

お世話になった高橋塗師店さんにもお邪魔させていただき
いろいろとお話しでき楽しかったです

富士山レーダードーム館
森の中の水族館
忍野八海
富士ビジターセンター
河口湖
など、富士山周辺をたくさん楽しんできましたが
なんといっても雲一つない美しい富士山が
一番の見どころでした

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午後6時過ぎに娘達と合流し、再び北口本宮冨士浅間神社へ
娘達に「冨士山大鳥居」を見せ、7時半ごろ山梨を出発

今回は往復全て下道で計16時間のハイエースの旅でした
私も1時間半ほど運転のお手伝いをしました



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by urushisada | 2015-11-07 21:20 | 我が家のこと | Comments(2)

壱木呂の会のパンフレット 2014.07.18

漆掻きはこれからが本番です

日本の漆掻きは6月頃から10月頃まで行われます
採れる時期によって漆の質が違うのですが
7月中旬からは盛辺という特に良質な漆が採れる時期なのです

今年も我が家では「壱木呂の会」で日本産奥久慈漆を注文しました
我が家の注文した漆も今頃、掻き子さんに掻いて頂いているころでしょうか

去年購入した漆も透明感がありサラっとしていて
とても素晴らしい漆だったので
今年も、送られてくるのをとても楽しみにしています041.gif

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2013.09.30のブログでご紹介しましたが
旦那さんは日本産漆を支援する「壱木呂の会」の正会員です
その壱木呂の会の今年新しくなったパンフレットに
漆掻きをしている旦那さんの写真が掲載されました
割と大きな写真にちょっとびっくりしました

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長袖に手袋をしている本職の掻き子さんの横で
半袖に素手で漆の木を触る旦那さんの姿はあまりにもラフすぎる003.gif
服が汚れる心配はあっても
漆にかぶれる心配はない旦那さんでした


余談ですが、娘達も少々漆が付いてもかぶれません
娘が小学校の山の草刈り授業で、先生に
「かぶれるのでうるし科の木の周りは近寄らないように」と言われた場所を
「大丈夫、大丈夫!」と一人で草刈りをして独壇場だったようです037.gif



「壱木呂の会」では会の運動に賛同いただける賛助会員や
漆の木のオーナーを募集しています
興味のある方は、「壱木呂の会」のホームページをご覧ください
http://1kiro.sakura.ne.jp/index.html










by urushisada | 2014-07-17 22:49 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

加賀の工芸 一部抜粋 2014.01.26

今回、「乙女の金沢」などを企画されている
岩本歩弓さん(岩本清商店)のプロデュースのもと
加賀繍、加賀友禅、九谷焼、漆の女性職人4人で
2月7日から9日まで行われる「石川の伝統工芸品フェア」出展させて頂きます

そのリーフレットが完成いたしました、デザインは
「乙女の金沢」のデザインもされている田中聡美さんです
ブースのデザインも担当していただきます

これまで県庁の方を含め女性7人で
勉強会と称した女子会を行いながら色々とお話を重ねてきました
岩本さんや田中さんの発想力やデザイン力には驚かされました
伝統に縛られずそれでも工芸の魅力が発信できる展示会になりそうで
とても楽しみです

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画像をクリックしていただくと大きくなります
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私の紹介文です
和風美人に書いていただきました、ムフ012.gif

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リーフレットでも登場の噂の旦那さんは、今日も初場所千秋楽を
ラジオで聞きながら、大好きな指物で木地づくり

今は特別ひいきなお相撲さんはいないみたいですが
子どもの頃は、八角親方の北勝海の大ファンだったとか
結びで白鳳が負け、優勝決定戦まで行き熱くなっていましたが
鶴竜が負け悔しがっていました
by urushisada | 2014-01-26 23:56 | 展覧会 | Comments(0)

塩多淳次先生 2014.01.22

今日、輪島から漆芸家の塩多淳次先生が
我が家に遊びに来てくれました

淳次先生は以前にも紹介させて頂きましたが(2011.02.15のブログ)
私たちの輪島時代の恩師であり、偉大な先生で
私も旦那さんも尊敬し憧れている方です

でも、とても気さくな先生なので
お友達のようにお付き合いさせて頂いています

今回、淳次先生は 
作品 乾漆香炉「茅葺」と、乾漆ぐい吞を見せてくれました
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乾漆香炉「茅葺」は、お香を炊くと屋根の所に開いた穴から
ふんわり煙が立ちのぼり、まるで本当のかやぶき屋根のお家にような
雰囲気をかもしだし、日本むかしばなしの世界です

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乾漆ぐい呑はなんと!私たちにと、持ってきてくれたものでした
私は「そんな、そんな」と恐縮していたら
旦那さんが「えっ!まじで!あんやと(ありがと)」と、頂いていました
大切に使わさせて頂きます040.gif

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相変わらず似た者同士の淳次先生と、旦那さんは
乾漆談義に花が咲き、仕事そっちのけでたくさんお話をしてしまいました

拭き漆仕上げの子供部屋も見てもらい
柱をさすりながら「やっぱり、高級感あるなぁ」と言われ
「そ~やろ~」と、満足げな旦那さんでした 017.gif

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました
また遊びに来てくださいネ003.gif
by urushisada | 2014-01-22 23:45 | 我が家のこと | Comments(0)

茶筅と漆 2014.01.14

はや小正月を迎えますが、納期が迫るお仕事に追われています

金沢の今朝はものすごく冷え込み
我が家の玄関の外階段や車庫の前のコンクリートには
厚さ1cmほどの氷が張っていました

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危ないので割っておきます

さて今日は、昨年暮れに納めたお仕事のご紹介です
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東京の和小物セレクトショップ[明日風Asukaze]さんより、
ご依頼いの品で
奈良県生駒市の高山茶筅職人・久保左文さんが制作された
茶筅と茶杓に、漆塗りと蒔絵を施すお仕事です

いままでお茶をたてたことのない方が
この漆の茶筅をきっかけにお茶を初めてくれたり
また、奈良の伝統工芸品である茶筅を
世界へ発信したいと言うことで、今回ご協力させて頂きました

今回の茶筅は、今まで有りそうで無かった品物で
それでいて、特別突飛な事ではなく
伝統的な工芸品の双方を壊すことなくしっくり馴染んでいるので
仕事をしていてとても気持ちがよく楽しい品物でした

新しく始める品物でそんな風に思える仕事って
滅多にあるものではないので
茶筅のお仕事に携われた事に感謝しております040.gif

4月に「金沢・クラフト広坂」さんにて
[明日風Asukaze]さんの展示会があり
その時にも展示販売(4月10日~20日)を予定しております
お楽しみに003.gif



by urushisada | 2014-01-15 08:30 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

「冨士山大鳥居」神額の修復 その壱  2013.10.07

先月の中旬に山梨県富士吉田市の高橋塗師店さんを尋ねました

修復の依頼を受けた神額をお預かりするためです
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この神額は、富士山の世界文化遺産登録の構成資産の1つである
「北口本宮冨士浅間神社」 の鳥居 「冨士山大鳥居」 に掛けられているもので
大きさは高さ2.4m 幅1.5mと大きくかなりの重量です

「北口本宮冨士浅間神社」 は本殿、東宮本殿、西宮本殿が国の重要文化財で
「冨士山大鳥居」 は高さ18mあり、木造の鳥居では日本最大とされています

この大鳥居は文明12年(1480)に建立され、江戸後期以降は
60年周期で立て替えが行われてきました
現在の大鳥居は昭和29年に建てられたもので
来年再興の時期を迎え、現在は式年大修理事業が進められています

今回、「冨士山大鳥居式年大修理事業」 にあたり神額も修復する事になり
我が家へ修復の工程の一部の依頼を頂きました

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五月に外された神額の状態を見に行ったときは
塗りの剥がれ木地の割れや欠けなど、かなり痛みが激しい状態でした(写真)
その後、木地、下地の修復までは高橋塗師店の高橋勇夫さんが行われました


高橋さんもかなりこだわりのある頑固な職人さんで
先月、伺ったときは漆の下地が全面に施され
新品の額の制作途中かと思うくらいにまで修復されており、驚きました
(このページの最初の写真)
もちろん天然漆のみを使用する修復なので、漆の量と工程の多さに
かなり苦労されたことと思います

我が家では中塗り、上塗り、呂色、金箔押し作業をさせて頂きますが
下地がきっちりされているので、スムーズに作業が進むと思います
ただ、大きいので仕事場に入らないのでガレージでの作業になるのが難点ですが・・・


今回この貴重な、「冨士山大鳥居式年大修理事業」の神額の修復に
携わる事が出来、職人としてとてもうれしく身が引き締まります

高橋塗師店の高橋勇夫さんをはじめ、関係者の皆様には感謝しております
精一杯の力と心を込めて作業にあたらせて頂きます

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by urushisada | 2013-10-07 22:54 | 仏壇・仏具の仕事 | Comments(0)

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