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漆職人 定池家の日常を口ベタな旦那さんにかわり、やんわりと紹介します。 (漆職人夏子)


by 漆職人夏子

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タグ:蒔絵 ( 107 ) タグの人気記事

指揮者田中祐子さんの指揮棒ケース 完成 2019.03.19

この度、NHK交響楽団第一コンサートマスターの
ヴァイオリニスト篠崎史紀さんから頂いたご縁で
アンサンブル金沢の指揮者である田中祐子さんより
ご依頼を承り制作していました指揮棒ケースが完成いたしました。
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赤、白、黒のコントラストがとても華やかで
また金のネームで全体がキリッとしまって、
品の良い品物が仕上がりました。

最初のご依頼の希望は「朱色のベースに白いユリ」
それを元にこちらで、図案を作成、
その後、お会いし品物を見ながらデザインの打ち合わせをしました。
その際のご本人様のご指摘が的確で
とてもセンスのある方なんだなと思いました。
そしてとても華やかな方なので、
その印象にそった品物の制作を心がけました。

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そして、思いつきで専用の変形風呂敷を作ってみました。


無事に納品を終え、気に入って頂いた様子にひと安心いたしました。
末長くご愛用頂けたら幸いです。

ご縁に感謝いたします
篠崎さん、田中さん、ありがとうございました。




by urushisada | 2019-03-19 08:41 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

田中祐子さんの指揮棒ケース  上絵 2019.02.18

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葉っぱの一部に金粉を蒔き、乾燥後漆を塗り込み
乾燥後金を研ぎ出します


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花のしべと、名前を上絵しました。
名前を入れるのがご希望で、
花だけの時より英語の名前が入ると全体がキリッとしまりました。
この後、金を磨いてから、漆を摺り重ねて全体を磨き上げます。







by urushisada | 2019-02-17 23:56 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

田中祐子さんの指揮棒ケース 「上塗りと葉っぱ編」2019.01.28

昨年から取り掛かっている
田中祐子さんの指揮棒ケースをご紹介いたします。

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ユリの花を卵殻で仕上げた後上塗りをし、乾燥後研ぎ出します。

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黒漆で葉の部分を描き上げます。
黒漆は時間が経つと透けるので
1回目はを灰墨を混ぜた黒漆で描きますが
灰墨を混ぜると多少灰色っぽくなるため
乾燥後、普通の黒漆で塗り重ねます。

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朱色、白、黒のコントラストが綺麗です。

写真や文では、順調に進んでいきますが
実際は考えている時間が長く
なかなか進んでいかないのが現実です119.png


by urushisada | 2019-01-27 23:53 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

仕事納め 2018.12.29

10月から取り掛かっていた仏壇蒔絵の仕事が仕上がりました。
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仕上がった蒔絵をきれいに拭き上げ、仏壇店に納品し
今年の仕事納めとなりました。


今年一年ありがとうございました。
ご縁あったすべての皆さまに感謝申し上げます。

今年は、木工小屋を増築して木工の環境を整え
旦那さんが日本伝統工芸展で初入選したり
木工の活動も多い年でした。
来年も木地から塗り蒔絵まで
一貫した制作活動をさらに広げたいと思います。

来年もよろしくお願いいたします。




by urushisada | 2018-12-29 00:08 | 仏壇・仏具の仕事 | Comments(0)

田中祐子さんの指揮棒ケース「卵殻編」2018.12.23

指揮者、田中祐子さんの指揮棒ケースは蒔絵の工程に入っており
白ユリを卵殻の技法で表現しています
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白漆を塗りうずらの卵の殻を貼っていきますが
卵殻の密度、粒の大きさなどの変化で陰影を付け
奥行きがでるように考えながら貼っていくのでとても時間がかかります

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うずらの卵の殻は、にわとりの殻よりも薄くきめが細かいので
綺麗に仕上がります
また、表裏がわかるように裏には墨を塗っておきます

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全て貼り終え乾燥後、花びら全体に白漆を塗り
卵殻を覆います
白漆は乾燥が早いと茶色に近づくので
時間をかけゆっくりと乾かします

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乾燥後、炭で研ぎ卵殻を研ぎ出します
この時研ぎすぎると卵殻の色が悪くなるので注意します
卵殻の厚みに近づけるため
白漆の塗り込みと研ぎを二度繰り返します

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卵殻の作業はとても気の張る作業でしたが
全て研ぎ終え完了しました
この後、葉を黒漆で描いていきます



●田中祐子さんの公式ウェブサイト



by urushisada | 2018-12-23 19:47 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

指揮者、田中祐子さんの指揮棒ケース 2018.12.06

今回、ご縁がありオーケストラ・アンサンブル金沢の
指揮者である田中祐子さんから
指揮棒ケースに蒔絵を描くご依頼を承りました。

田中祐子さんは、東京音楽大学指揮者卒業後
東京藝術大学大学院指揮者修士課程を首席で修了され
これまで数多くの交響楽団と共演され
海外でも活躍されている指揮者さんです。

●田中祐子さんの公式ウェブサイト


ご依頼の指揮棒ケース

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木地に布を着せて、下地を施してから塗りに入りました。

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ご希望は朱色ベースに白いユリの蒔絵で、これから蒔絵に入ります。

田中祐子さんが実際に指揮を振ったコンサートを拝見させて頂いたとき
とても、パワフルで華やかな印象でしたので
指揮棒ケースを「華やかさ」と「品の良さ」の
印象を大切に制作したいと思います。



by urushisada | 2018-12-06 19:08 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

炉縁の制作 2018.11.29

炉縁の制作の依頼があり
木地(桧材)から塗り、蒔絵までの一貫制作を承りました。

蒔絵のデザインは「松」で
よく見ないとわからない位がよいとのことでした。
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黒い漆の上に黒漆で松を描くとき
漆に光が反射してとても見にくく苦労しました。


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渋くいい雰囲気に仕上がり
お客様にも大変喜んで頂きました。

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早速、お茶会を開いてお披露目していただき
私も一服頂いてきました。
制作中は、松の図柄が目立たなすぎるのではないかと心配でしたが
実際に炉に据えると控えめながら存在感があり、品もあってとても良かったです。






by urushisada | 2018-11-29 00:19 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

笙「鳳凰」 2018.07.07  

雅楽などで使用される管楽器の笙の頭に 柏の紋と、鳳凰の蒔絵を施しました

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螺鈿や雲の部分を研ぎ出しています
下部のみじん貝は部分は凹凸が多いので薄く漆を数回にわたり塗り込みます


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羽などを細かく高上げをした後、粉まき

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尾に上絵を施しています
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上部は雲、下部はみじん貝を施しました
狭い笙の画面ですが鳳凰が広い空間に飛んでいるような雰囲気が出せればと思いました
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以前にご紹介した 笙に「柏に蝉」を施した方からの二つ目のご注文で
雰囲気を似たようにしてほしいとのご要望でした
そして、蝉にゆかりのある家らしく、今回も蝉をあしらい
二つとない、ご依頼主様のご希望に沿った品物を作ることが出来ました






by urushisada | 2018-07-07 23:35 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

高月(高杯)に家紋 2018.06.07

高月に柏の家紋を施しました
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銀粉を使って高上げをし、土台を整えたあと
金粉を蒔きしました

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金粉を蒔いた後、数回漆を塗り込み金粉を固めたあと
金粉を研ぎ仕立ててから黒漆で上絵を施しました




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by urushisada | 2018-06-07 22:58 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

金継ぎのお仕事 2018.05.13

金継ぎのお仕事をいたしました
破損部分を漆で埋め、金粉で修理させて頂きました
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安価な器がたくさん溢れている今の世の中で
修理をして使い続けたい器があるというのは素敵な事ですね








by urushisada | 2018-05-13 00:10 | 漆工芸品の仕事 | Comments(0)

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